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地震に強い家にするために~耐震+制振工法~

こんにちは!ダイバホームです。

 

今回のコラムは、注目を集める「制振工法」についてです。

 

ダイバホームがある静岡県は、東海地震や南海トラフ地震の発生により、大規模な被害が想定されています。静岡県が発表している地震想定では、県内のほぼ全域で震度5以上の揺れが発生する可能性があります。

 

 

震度分布図(静岡県資料より)

震度分布図(静岡県資料より)

 

 

大地震からご家族の生命と財産を守るために、ダイバホームは「耐震+制振」のハイブリッド工法を採用しています。

 

 

「制振」とは

制振工法とは、建物に外力を減衰する装置を取り付けて、地震や強風による揺れを吸収し、建物の損傷を防ぐ工法です。制振工法に用いられる「制振装置」は、地震の揺れにより建物が変形した際も一緒に変形することで、地震のエネルギーを受け流します。一般的に用いられる制振装置は、オイルダンパーや硬質ゴムなどを使用して、揺れのエネルギーを熱エネルギーに転換し、空気中に放出することで建物の揺れを小さくし、倒壊を防ぎます。

 

 

繰り返しの地震への対応

2024年元日に石川県能登半島で発生した地震では、最大震度7の本震が発生してから2日間で震度5以上の地震が16回も発生しました。短時間に大きな揺れが何回も発生することで、住まいの構造躯体にはダメージが蓄積します。日本の住まいのほとんどは耐震工法のみで建築されており、建築基準法で定められた耐震基準では「数百年に一度」という極めて稀に発生する地震に耐える強度が求められています。そのため、本震の一度の揺れであれば相当のダメージにも耐えられます。しかし、実際の地震ではその後に余震が繰り返されるため、構造材の接合部の金物が変形したり、破断する可能性があります。

 

 

耐震最高等級の剛構造+制振装置

ダイバホームでは、耐震工法と制振工法の良いところを組み合わせた安心の住まいをすべての商品の標準仕様として提供しています。構造躯体は構造計算を施した耐震最高等級(等級3)の強さを確保し、繰り返しの地震に対応するための制振装置を4箇所以上設置します(設置数は階数によって異なります)。また、制振装置にはメンテナンスフリーの高純度アルミニウムを採用しています。オイルダンパーや硬質ゴムと比較して劣化の心配がなく、安心です。

 

 

ダイバホームの制振装置は、ダイバホームのショールームで実物展示しています。

 

ショールームの見学はこちらからご予約いただけます。